忙しいからできない、に隠れているその人の本音を見つけよう

よく、できない時の言い訳として、「忙しいからできなかった」とあります。そういう場合、「まあ、仕方がないかな」として、受け入れてしまいがちです。ですが、「忙しくなかったら、やるんかい」というと必ずしもそうではなかったりします。今回はそんなことをば。

結局、そのことについて優先順位が低い、ということが結構多いと思います。人は、どんなに忙しくても、そのことや人について優先順位が高ければ、なんとしてでも時間を捻り出します。逆に、優先順位が低ければ、忙しくないやん、、、というような状況であっても、どんどん別の予定やタスクに走ってしまい、いつまで経っても着手されない、ということになります。

もしくは、先送りしてしまう。嫌なこと、面倒なこと、というのは、ついつい後回しになってしまいます。典型的なこととしては、個人事業主の確定申告。個人的には、毎日、もしくは、毎月のペースで帳簿をつけていたら、そんなに大変なことはないし、スムーズに進められます。ですが、これを翌年や確定申告期限ギリギリまで引っ張ると結構大変になってしまう。そんな感じで、つい先送りしてしまい、できなかった時の言い訳として「いや、忙しかったので」という言葉が出てしまいます。

もちろん、本当に本当にやることが多すぎて時間が取れない、という場合もあります。ただ、上述このように、忙しい、という言葉は、できなかったことを指し示すのに非常に便利な言葉なので、つい、使われてしまいます。組織だと、忙しいからできない、ということは許されなかったりもするので、こういう言葉の使い方は、社長や事業主のように自分で裁量が聞く場合とか、プライベートなんかだと頻出してしまいます。

なので、忙しい、と言われた場合、どう対応するかということは、結構、難しいのですが、それをきちんと把握できると、打つ手が見えてきます。優先順位が低いなら上げてあげる、苦手でつい先送りしてしまうなら先送りできないようにする、本当に忙しければ仕事を減らしてあげるなど。解決することが難しければ諦めてしまう、など。忙しいの裏側に隠れた本音を把握しようとするのは結構大切なことなのでは。

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