謝り癖はやめよう

悪いことをしたら謝る、これは人として当たり前のことですし、そのような場合はきちんと謝る必要があります。ただ、謝り癖、というか、いつもいつも「すみません」、「すみません」と連発することは、それはあまりよろしくない、と思います。どうしてそうなのか、、ということを考えてみます。

鶏が先か、卵が先か、みたいな議論だとは思うのですが、謝り癖のあるひとは自己評価が低い、ということと、おそらく、謝っていること自身が自分の自己評価を下げることにつながってしまいます。自己評価が低い、ストレスが溜まりやすい、とか、人との関係がうまく行きにくい、という弊害が出てしまいます。これは、謝り癖の問題点と言えるでしょう。

もう一つは、人間関係において。やっぱり、悪いことした、というような感じで、「ごめんね〜」と連発されるのはやや辛い。別に気にしてないのに、とか、むしろ、暗くなられることで、こっちも暗くなってしまう、ということありますよね。あとは、聞いている方は、「謝るなら改善してくれ。」と感じることあります。例えば、頻繁に待ち合わせに遅刻してきて、「遅くなってすいません」ということになったらどうですか?やっぱり、「そう思うなら早くきてくれよ」と感じてしまいませんか?

あとは、組織の中と外の間に立つことにおいて。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、取引に上司と部下で訪問する場合のように、自分たちの組織に属する人と、組織の外にいる人と一緒に会うような場合の時です。その時、上司がやたら謝ったりすると、部下は面白くない、ということもあるでしょう。部下が「俺は何も悪いことをやっていないのに、なぜこの人は謝っているのだろう。」と不快な気持ちになる、ということあるかもしれません。つまり、外の人にたいして謝りすぎると、自分側の人の気分を害することになる、ということですね。

ということで、謝り癖について考えてみました。謝り癖は、マイナスになることも多いので、直していきたいところです。謝り癖の原因ともなる、自己評価の低さについては別途、講を改めて考えてみることにします。

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