知ったかぶりを止める方法論

先の投稿で、知ったかぶりの弊害について論じてみました。なので、今回は知ったかぶりを止めるにはどうするか、ということを考えてみました。自分も、やっぱりしてしまうこともあり、自戒をこめて書いてみます。

まずは、知ること、です。これには2つの意味があります。まずは、対象について知ることです。知ったかぶり、ということは、対象について本当はよくわからないけどつい知った風な感じで対応する、ということですよね。ならば、本当はよくわからない、ではなく、本当によく知っている、という状態にすればいい、ということ。

もう一つは、知ったかぶりの弊害について知ることです。これを知っておけば、「こういう弊害があるから知ったかぶりはやめよう」となります。知ることがブレーキになる、ということです。

とはいえ、全てのことを知るのは大変ですし、実際には知らない、ということも多いです。そこでもう一つ大切なことは正直になること。知らないことは知らない、わからないことは聞いてしまう、ということでしょう。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥、というやつです。

正直になるためには2つ必要があります。一つは、勇気です。知らない、わからない、というのは、不安になります。馬鹿にされるんじゃないか、とか、冷たくあしらわれるのではないか、とか。なので、それを乗り越えるために、勇気が必要ということです。

勇気を出すための基礎となるのが自尊心。自尊心がないと、自分を守りたくなります。つまり、つい、「自分はなんでもわかっているんだぞー」というような虚勢を張りたくなってしまいます。自尊心がある、つまり、自分に自信があれば、虚勢を張る必要がなくなり、正直に振る舞いやすくなります。

ということで、知ったかぶりをしないためのスキルを考えてみました。一番大切なのは自尊心を持つ、ということだと思います。一朝一夕には行かないので、簡単な方法は弊害を知る、ということですかね。

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