一つのことに依存しすぎることの落とし穴

仕事一筋、家庭一筋、従来の日本では一筋であることに価値の中心をおかれることが多かったような気がします。確かに、一つのことに力を注げば、分散するより成果を上げることができる可能性が高い傾向にあります。ただ、落とし穴もあるのでここではそれについて考えてみます。

それは、環境変化等でそれがなくなってしまう、ということがあるからです。環境変化、コロナのように社会環境、経済環境が一気に変わってしまうこともあるでしょう。また、子育てや仕事のように一定の年齢になると無くなってしまう、というものもあるでしょう。

一筋、となっていた場合に、それがなくなると、生活ができなくなったり、生きがいがなくなってしまったりする、恐れがあります。そうなると、社会生活が営めない、そうなってしまう可能性もありますよね。

それを防ぐためには、分散化でしょう。経済的なことで言えば、今の仕事で食えなくなったらどうするか、考えておく。会社員なら常に転職を視野にする、とか、最近はやりの副業というのもあるかもしれません。結局、コロナの産業全体が激変することもあるし、そうでなくても勤め先の倒産とかもありうるので、それに対してどうすればいいか、考え、備えておくことが大切です。

仕事や子育てもそういう面があるかもしれません。こういったこともどこかで手放す日が来る、それに備えて、なにか別にできることを探しておきたいものです。例えば、それは趣味的活動なのか、はたまた、ボランティアなのか、もしくは起業なんてのもあるかもしれません。

やっぱり、なんでも一つのことに依存しすぎると、それがだめになった時に窮地に陥ります。なので、それが無くなった時にどうしておくか、ということは考えておく必要があるでしょう。

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