責任を果たすこと、それ自身が目的となっていませんか?

責任を果たす人、一般的には立派な人とか、高潔な人格のように言われます。ただ、これが行きすぎるのも問題だな~、と思います。

時として、手段の目的化が起こり、それ自体を果たすことが目的となり、全体としてマイナスに作用してしまう、ということがあります。

会社員であれば毎日出社するし、アポンイントは守るし、主婦であれば家事をするでしょうし、そういったもろもろの責任があります。ただし、例えば、体調が悪いとか、よんどころがない事情があった、というには、案外、休んだりとかキャンセルしたほうがいい場合もあります。特に今の状況だと、体調を崩した状況で人と会うのは嫌がるでしょうし。

あと、状況が変わった、というのもあります。従前であれば果たすべき責任があったのですが、状況の変化によりしなくてもよくなった、ということあろうかと思います。ですが、つい、従前の状況を引きづり責任を果たそうとしてしまう、ということです。

つまり、状況の変化に応じて、果たすべき責任は変わるし、無理をしなくてもいい場面というのがあります。そういう時は柔軟に対応し、あえて責任責任と意識しすぎ自分の首を絞めないようにしたいものです。

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