人々のささやかな幸せや快適を望む気持ちが社会を良くする原動力である

前回は、社会的ジレンマについて取り上げました。そこでは、時として人々の幸せや快適を望むことが社会問題の原因となる、、と書きました。とすれば、人々は我慢して暮らさないといけないのか、、ということ、、でもないのです。今回はそんなことをば。

幸せや快適を望む気持ち、これが社会を良くする、ということの原動力となります。

今ある、技術や製品は昔の人たちが「こうしたらもっと良くなるのに」、「これがなくなればいいのに」ということを考えて、発達させたものです。病気で苦しむことを減らしたいので医術や薬が発展し、遠くまで早く移動したいという気持ちが自動車や飛行機ができたり、暑さ寒さの辛さを軽減し気持ちよく過ごしたい、ということで冷暖房やこたつができたり、身の回りにあるものはおおよそ、何がしかの幸福や快適さを追い求めることにより出てきたものです。

また、会社が事業を、個人であれば仕事を、頑張ることにより、社会全体も良くなる。会社の事業で利益を上げるためには、社会にとって価値のあるものを作り出さないと利益は上がりませんよね。利益が上がらないと、事業を続けることはできません。また、個人も、会社の利益につながる行動をしないと給料がもらえないので、仕事を頑張ることがひいては社会を良くします。

あとは社会的ジレンマの解消、というのも、人々の営営とした努力により、達成されます、、と信じたい。社会ジレンマは個人と社会の幸せの矛盾から生じるものです。その矛盾に対して補助線を引き、両方の幸せを達成できれば、それは社会が進歩したと言えるでしょう。

ということで、人々の幸せに向かう行動こそが社会をいい方向に動かす原動力となるのでは、、と、考えます。

人生のコツ/趣味