勉強を身につけるためには実践が大切

勉強しても、身につく場合とそうでない場合があります。せっかく、勉強するので、やっぱり身につくように勉強したいですね。今回は、勉強したことをどう身につけるか、考えてみました。

勉強している、例えば、講義を聞く、本を読む、セミナー動画をみたり音源を聞いたりする、こういったことも学びの初期では大切です。こういうインプットを通して、必要な知識を身につけていきます。

ですが、こういった、座学的なことだけでは、勉強が身につきません。インプットしても、使わないとどんどん、知識が抜けてしまいます。まずしたいのが、復習です。何度も繰り返し、同じテキストや動画を見る。それにより、何度も知識が塗り固められていきます。

もう一つ大切なことは、やっぱり実践です。机の上で得た知識を実際に使ってみる、これが大切。使ってみることにより、学びが深くなったり、気づきをえたり、身についたりします。時には、机の上で勉強したこととは異なる、ということもあるでしょう。これも、できれば、一回だけではなく、繰り返し実践したいところ。繰り返すことでさらに深く身につくはずです。

試験勉強なら問題を解いてみる、ビジネス書を読んだら書いてあることを試してみる、料理もレシピをみてとりあえず作ってみる、役に立ちそうなことは仕事や生活に取り入れてみる、等々。会計事務所でいえば、実際にある取引や事象に対して適用される会計処理や税務上の取扱を考えてみることは、すごい勢いで知識が身につきます。これは、偶発的と言えば偶発的な実践ではありますが。

人間の傾向として、学んだだけで満足してしまう、ということが往々にしてあります。なので、なるべくそうはならないようにアウトプットする先を探しておきたいものですね。

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