値切ることのメリットと注意点

どれだけ、値切っていますか?やっぱり、時として値切る、ということも必要かもしれません。ですが、そこには注意したいことがあります。

やっぱり、値段を下げてもらう、そうなると、自社の利益的にも資金的にも楽になります。今のコロナ禍の中、少しでも資金の流出が減れば、それだけ、資金繰りも楽になりますよね。なので、仕入先に値下げをお願いする、というのは、資金繰り対策の一つとなります。

とはいえ、値切ることは、やっぱり、相手の気持ちを害します。値切るということは、裏を返せば、「あなたのサービスは料金以下ですよ。」と伝えていることと同じです。言われたほうとしては、あまり面白い気分とはなりません。「当社の業績が悪くて」というのも、サービスを提供する側にとっては関係のないことといえば、関係のないことですので。

あと、相手の非をならす、欠点をつく、というのもやめたほうがいい。言われたほうは、当然に面白くなく、サービスの質が悪くなることもあります。それであれば、いっそのこと変えたり、やめたりしてしまったほうがいいかも。

それでも、値切る、ということはあると思います。その時は、相手の心情をあまり傷つけないように、話し方や切り出し方を考える、ということは注意したほうがいい。それとともに、何回も繰り返されるとさすがに面白くないので、1回で仕留めきる、ということも必要でしょう。

ということで、値切ることの功罪をふまえつつ、どうしても、という場合は、切り札的に値切ってみる、ということも時には必要です。

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