プレイングマネージャーのいいところ悪いところ

プレイングマネージャー、現場に出ながらマネジメントもする、という状況です。これはいいところ、悪いところがあると思います。それを考えつつ、どのような場合がプレイングマネージャーが向いているか考えてみました。

まず、悪いところからですが、経営に専念できない、ということがあります。プレイに時間が取られるので、どうしてもマネジメントが疎かになってしまいます。やっぱり、人間の時間は有限なので、両立させるのは結構難しいのです。

それと、経営と現場の矛盾に苦しむ。やっぱり、現場としては辛くても経営としてはやらないといけないことがある。値上げもそう。経営としては値上げをせざるを得ない、でも、現場としてはいうのは辛い、ということはありますよね。経営だけやっていれば、この矛盾には直面しないで済むし、時に現場感覚は雑音になることあり、それに惑わされるのがプレイングマネジャーの辛いところではあります。

一方で良いところとしては、現場感覚を維持できる。現場感覚がわからない場合は、経営はずれた判断をしがちなのです。結局、実務を離れると現場の状況がわからなく、判断が誤りがちになってしまう、ということもあります。ですが、プレイングマネジャーは現場感覚を持っているので判断が現場に即することができると考えます。

もう一つは率先垂範ができる。値上げの例で言うと、経営的に値上げが必要と判断した。じゃあ、まずは自分のところでしてみる。それをすることにより、自分が模範を示して、他のメンバーを動かすというがあります。また、自分で工夫して方法を編みだせれば、それを横展開して、他のメンバーがスムーズに遂行することをサポートすることもできるでしょう。

プレイングマネージャーでいいのは、経営と現場、両方の状況がわかることでしょう。ですので、特に改善とか改革の場面で自分が前面に出て、ぐいぐいと進めていくことができるかと思います。

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