二重拠点生活ことはじめ(2) ~地方、東京、海外をつなげる?

2017年1月から始まった二重拠点生活(もしくは松本への軸足移し)、大きくは家庭の事情や、前職からのつながりといったところがあります。とはいえ、こういう外的要因、だけではなく、自分自身の意向、というか方向性もやっぱりあります。今回はそんなことを少し綴ってみたいと思います。

それは、「海外、東京、地方をつなげる。」ということです。

自分自身は、松本18年、仙台4年、海外4年、東京13年と、いくつかのところを転々としています。つまり、地方にも、東京にも、海外にもそれぞれ居住しており、その中で色々な経験であるとか、ノウハウであるとかを得てきました。そのうちのいくつかは、ここのブログでも書かせていただいております。

そういった、自分の経歴を顧みてなにかができるか、ということを考えてみる。例えば、海外生活、というテーマをとってみると、海外に長期間暮らす人、というのは非常に多く、私の経験はたかだか4年しかないので、そういった観点で推し進めていっても負けてしまう、というところがあります。それは、東京であれ、地方であれ、そこに長く住み根を張っている人と比べたら、自分の経験はそこまでではないでしょう。

その代り、色々なところを見ているので、相対的に3つの良しあしを比べることや、それぞれにあるコミュニティを結ぶ、ようなこともできるのではないか、と思うようになりました。なので、一つのところに根をぐっと張るより、いくつか根を張れるところを持ち、それぞれの根を関連づける、ことが自分の存在意義の一つなのかな、という気がします。

というものの、具体的にどう活動するかはあまり見えていない、ところがあります。それもあり、二重生活をしながら、徐々に具体的に形にできれば、と考えています。おそらく、最初は趣味的な活動から入って、色々なつながりを探すことができれば、という感じでしょうか。よくよく考えると、二重拠点生活ではなく、地方にどっぷりでもよかったような気もしますが、そこは色々と事情があるところかなと。

多分、自分の住居観ですが、一つのところに根を張るのではなく、そうかといって旅人のように流れいくのではなく、根を張れるところをいくつか持っておきたい。というところがあるので、それにそぐうように生活できれば、と考えております。

 

 

 

二重生活/松本