3日坊主の勧め

3日坊主、「 あきっぽくて何をしても長続きしないこと。また、そのような人のことをあざけっていうことば。 」(goo辞書)であり、一般的はよくない意味でつかわれることが多いです。でも、3日坊主は実は意義のあることなのでは、、と思います。今回は、そんなことをば。

実は、3日坊主のほうが新しいことに触れることができる機会、が増えるのです。つまり、3日坊主的に20の項目に取り組めば、20新しい経験や知識が増える、ということになります。新しいことが増えれば、それが刺激になったり、話のネタになったり、します。3日間やれば、そこで止まったとしても、それなりな知識は身につくものですし。

それと、3日坊主から始まる僧門、という言葉にもあるように、当初は3日坊主覚悟で取り組んだことにおいても、そのことが自分にしっくりきて、そのまま継続的に取り組むということもあるでしょう。継続的に取り組む、ということの入り口としての3日坊主には価値があるでしょう。

あとは、いい習慣を始める、もしくは、悪い習慣をやめる、という点においても、3日坊主は意義のあることだと思います。

例えば、たばこを吸う習慣について考えてみます。禁煙をして、3日で元に戻ってしまった、ということがあったとしましょう。多くの人は、なんだ結局3日で終わったのか、、と、思いがちです。ですが、3日だけでも、たばこを吸わない時間があった、ということは、その人の健康にとって多少なりとも意義のあることでは。更に、この3日坊主を1年20回やれば60日はタバコを吸わない日を作ることができる、であれば、健康にとっても意義深いことではないのか、、と思うわけです。

ここでの話、言い換えれば、「3日坊主を恐れるな!」ということでしょう。どうしても、3日坊主を忌避して、新しいことや意義深いことをしない、ということは人生において損失だと思います。むしろ、積極的に3日坊主になることにより、得られることも多い、ぼくはそう信じています。

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