年賀状、そろそろ、廃れていくのではないか、ということに関する一考察

そろそろ、年賀状の準備をする季節になりました。年賀状、色々と工夫を凝らしている方もいて、楽しみにしている人も多いかと思います。ただ、僕個人としては徐々に廃れていくのでは、と思うのでそんなことをば。

何時の頃か、年始に年賀状というものを書く、ということが、日本での一大風物詩となりました。そのため、多くの会社や多くの人が年賀状の準備をしていると思います。とはいえ、時代の変化でしょうか、年賀状という文化はどんどん廃れるのでは、と考えています。

まず、手紙 / ハガキを書く、ということ自体、最近減っているのではないでしょうか。それは、より簡単で出しやすい、メール、メッセンジャー、ライン、というものに移っていますよね。最近は、治安上の理由もあり住所を表に出さない、ということもあり、手紙やハガキは使いにくい。そうすると、新年の挨拶も紙ではなく電子的になりますよね。

そして、年賀状の欠点として、一時期に大量に出す、ということで、機械的になってしまい、そこに心が込めにくい。よく知らない人から、プリントされただけの年賀状が送られてきても、「ふーん」としかならず、そこに何の意味があるのか、よくわからないなー、と思います。もし、あまりリアルに接点がない人で、その人との関係をつなぎたい、というのであれば、年に1回でなく、もう少し回数を重ねないと、関係は維持できないようなが気がします。

後、年末は色々と忙しい。ので、年賀状なんて書く時間が惜しいよ。という人も出てくるのではないか、と思います。書く人を特定して、喪中かどうかを事前に検討し、年賀状を買い、図柄を考え、住所録を更新し、プリントアウトする、という非常に大きな手間がかかります。もちろん、好きでやる人はいいのですが、必ずしもすべての人が年賀状を書くのが好きなわけではないでしょう。

というわけで、年賀状、徐々に減るのではないかなと。僕自身もここ5~6年は年賀状はほとんど書いていません。届いたものについては、ありがたくいただき、返事を返すようにしますが。今年はどうなるか、決めていないのですけれどもね。

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