過去の失敗や欠点はとりはらってみよう

人と一緒に仕事をしたり、プライベートのことをしたりする場合、相手がなにかを失敗したり、失礼な態度をとることがあります。その時は、当然、怒ったり、注意したりするでしょう。で、そのあとのこと、どうしたらいいか考えてみました。

一回、そういう失敗や欠点があり、怒りを覚えると、ついその記憶を長く保持していしまいます。それは、人間心理としては致し方ない面もあります。ただ、気を付けたいのは、その失敗やマイナスが基になって、その後の評価がいつまでのこれらの事項に影響されてしまうことがあります。

人間は変わるものです。つまり、失敗をしてもマイナスなことがあっても、それを変えていくこともありますよね。昔のことわざにも「男子3日あわざれば括目して相対すべし。」というように、いつまでも同じ評価をもっていることを戒めることわざがあります。そのため、人を見るに当たり過去の失敗や評価は置いておく、ということは必要です。

とはいえ、人というのは、変わらない、と言えば、変わらないところもあります。年を積めば積むほど、その部分がその人の本質に近いほど、変えるのは難しい。ので、全く、過去の評価を捨て去る、ということも難しいでしょう。大切なことは、その人を素直に見る、つまり、過去は過去として一つの参考材料としつつも、現在のその人のあり方、能力、態度を見ていくようにすることです。

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