リスクを知らず突き進むのが蛮勇、リスクを知っても進もうとするのが勇気、勇気を支えるのがリスクマネジメント

リスク、ということの付き合い方、難しいと思います。リスクは知っておかないといけないし、でも、リスクを知ってしまうと先に進めなくなってしまうこともあります。今回はそんなことをば。

世の中には、リスクは至る所にあります。職業でも、健康状態でも、人間関係でも。そういったリスクを知らずに、物事を決めてしまうと、思わぬ落とし穴がハマる可能性、というのは、往々にしてある話です。リスクというと、先に進めることに対するものと考えられがちですが、実は、留まることにもリスクがあったりします。なので、落とし穴にハマらないためにも、まずはリスクを知っておくことが必要です。

ですが、リスクを知ってしまうと、身がすくんでしまい、物事を進められない、ということもあるでしょう。もちろん、そういう判断をすべき場合も多々あるし、それで諦める、ということは判断としてありです。ですが、リスクがあっても、わかっていても、進めないといけない場合はありますよね。その時に必要なものは勇気です。リスクがあっても、それを乗り越える、それを受け止める、勇気が必要となってくるわけです。どんなに、リスクをゼロにする、ということは難しいからですね。

じゃあ、勇気を出して前に進もう、となった時に同時に考えたいのがリスクマネジメント。つまり、リスクはわかった、それをどう管理していくか、ということですね。リスクを受け入れる、リスクを補完する、リスクを回避する、とあります。リスクを受け入れる、場合でも、最初はロットを小さくして、許容可能な水準まで落としてから行う、ということもありますよね。もちろん、どんなにリスクを減らしてもリスクゼロにはならないので、勇気が必要なことは変わりないのですが、リスクマネジメントをして可能なかぎりリスクに対して備えはしておきたいものです。

ということで、まずはリスクを知る、勇気を出す、そしてリスクをきちんとマネジメントする、ということが必要です。書き方はこうですが、実際は同時並行になることも多いでしょう。ですが、まずはリスクをきちんと把握するということが必要にはなってきます。

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