上海今昔旅行記⑪~紹興街角案内

引き続き紹興編。前回は、観光案内だったのですが、今回は街角の景色について綴ってみます。ぼくは、観光の名所を巡ることはもちろん好きなのですが、こうやって街角のなんとない風景に目を止めるのも同じくらい好きなのです。

まずは、紹興の交通網から。紹興北につくのですが、そこから街に出るために乗ったのがBTSです。BTSは紹興北を中心に3つの路線がでているバスです。いわゆる、普通のバスもあるのですが、違いがよくわからず….。街にでるための急行的なバス路線なのかな~、というところですか。

ちなみに、BTSは1号線と3号線は、魯迅故里の近くに止まるのでぼくはBTSで紹興の中心部に出ました。これは、BRTの停車場です。

こちらが、黄酒博物館へ続くとおり。このように、川沿いに木が生えていて、落ち着いた感じになっています。

このとおり、結構、面白味のあるとおりです。まず見かけたのが、市場。通りがかったのが昼過ぎなので、若干、閑散としています。朝とか来ると活気があったんだろうなー。

さらに、見かけたのがひょうきんな顔をしたしゃちほこさん。目が大きくてかわいらしいですよね。

ここが紹興駅です。紹興北とは別の駅で、在来線とでもいうべきでしょうか。日本で例えると、紹興駅が横浜駅、紹興北駅が新横浜駅にあたるのかな。今のところ、紹興駅が街の中心、といった趣で紹興北にはまだ建物とかがあまりなく、開発途上のようです。

で驚いたことに、紹興北駅と紹興駅を結ぶ公共交通機関がほとんどないのです。前述したBTSは紹興駅を経由しません。他のバスも路線を見てみたものの、紹興駅と紹興北駅をつなぐ路線はないように見受けられました(これはぼくの見方の問題で実はあるのかもしれませんが)

紹興駅までくれば、なにがしかの方法で紹興北駅に戻れると思ったのですが、あてが外れました。もちろん、バスでBTSの路線まで出て、BTSに乗り換えるという手もあり、時間的にも間に合います。ですが、暑さと歩き疲れでそれをする気にならず、結局、紹興駅から紹興北駅まではタクシーで戻りました。楽ですが、それなりな値段がかかることに。

紹興北駅でも、割と待ち時間はあったので、少しおやつでも食べながらのんびりすることに。小籠包と黄酒(紹興酒)、まあ、せっかく紹興に来たので黄酒でも、1杯飲んでから帰りたいというところです。ここで飲んだ黄酒、あっさりとして、まあまあ、いけました。

ということで、紹興街角あんないをお届けしました。観光の名所もいいのですが、たまには街角の風景に目を止めるのも、乙なものではないでしょうか。

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