鍋物をおいしく食べるためのちょっとしたコツ

さて、最近は冬となり、寒さが増してきて、暖かいものを食べたくなる季節になってきました。そう、鍋物の季節です。鍋物は、簡単で栄養バランスがとれ、おいしい、ので作る機会が多くなります。ここでは、鍋物をおいしくいただけるコツ、というものを考えてみました。

まずは、鍋物の汁について。鍋物は、具を切って鍋で煮る、というシンプルな料理なので、料理の本を見ずに作ってしまうことも多いでしょう。ですが、鍋物の汁については、ある程度、レシピを見ながらのほうがいいと思います。何回もその鍋料理を作って汁の味が感覚的につかめていればいいのですが、必ずしもそうでないケースというの多いのでは。調味料の量も多くなりがちで、味見だけで味を調整するのは結構難しかったりもします。なので、汁についてはきちんと味を付けてあげる、ということが必要でしょう。

具をどの程度煮るのか、ということも少しコツがあります。一言でいうと、好みなので、ジックリ煮込みたい人は煮込んでもらえるといいでしょうし、煮込むのが好きでない人は軽くでもいいでしょう。ただ、春菊は煮込むと縮んでしまうので、これは軽く火を通すのでとどめておいた方がいいでしょう。豆腐は煮込むと味が染み込むので煮込んでいいでしょう。お肉やお魚は煮込みすぎると固くなってしまいますので、これは火が通り次第食べてしまいましょう。

それと、締めですね。やっぱり、鍋の後は麺やご飯があるといいものです。だいたい、どんな鍋にも合いそうなのがうどんだと思います。なので、締めで迷ったらうどんがいいでしょう。水炊きや寄せ鍋のように、鍋の汁が薄いものは、ご飯で雑炊なんてのもいい。もつ鍋的や味噌鍋みたいなものは、ラーメンなんてのも合いそうですよね。これは、どんな鍋にするかで、このあたりが合いそうというのもあるので、色々と工夫してみてください。

あと、一つのシーズンに鍋をたくさん作る機会はあると思いますが、同じ種類のものが続くとやっぱり飽きてしまいます。その際は、鍋の種類や汁を適宜入れ替えると飽きがきにくくなり、文句を言われず続けられることでしょう。

今回は、こんな感じで鍋物をおいしく食べるためのちょっとしたコツをまとめてみました。これからの季節、是非、鍋を食べたいものですよね。

料理/食