時にはスパッとやることも優しさですよ

優しい人、とか、優しさ、大切ですよね。ただ、一見、優しいと見えることもそうでなく、逆に一見厳しいように見えることも、実はそこには優しさがあった、、、ということ、往々にしてあります。今回はそんなことをば。

それは、スパッと切り捨てることが優しさだったりします。あえて、厳しいことを言ったり、仕打ちをしたり、、ということですね。

わかりやすい例えでいうと、よく時代劇とかである、切腹と介錯があります。これは、切腹は自分自身で腹を刃物等で割くこと、介錯は切腹した人の首をスパッと落とすことです。

もし、介錯する人が、「首を切ったらその人が死んでしまうので可哀想」と考えて、介錯しなかったりするとどうでしょうか?結局、切腹した人はずーっと腹痛で苦しんでいて、それが長い時間が続いてしまい、辛い思いをさせてしまいます。ならば、いっそのこと、スパッとしたほうが優しさなのでは、、と考えます。

これは極端なことですが、これに近いことは往々にしてあると思います。好みでない人からの求愛を断る、飲み会やイベントの誘いを断る、協力を求められて対応できないにもかかわらず返事を渋る、営業されて興味もないのにひっぱってしまう等等。もしかしたら、延命治療をしてしまうのも、この、カテゴリーに入るのかもしれません。

人はどうしても、摩擦を恐れる、傷つけることを恐れる、悪く思われることを恐れるという習性があります。本当は率直に断ったり、厳しい仕打ちをしたりすることを避けてしまいます。それが、物事を長引かせたり、期待させてしまったりすると逆に相手にとってマイナスだったりもします。そういった場合は、率直にいうなり行動するなりしたほうが、最終的には相手のためになる、、という場合もあります。

ということで、実は、スパッとやることが優しさだったりもします。

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