人と人の関係を取り結ぶのに意外と見落とされがちなのがスピード感

相性が合う、合わない、という話があります。この相性、例えば、好み、価値観、感性、等々があります。で、意外と見落とされがちなのが、スピード感です。これが合わないと、結構、人間関係が合わないことが多いです。

スピード感、定義しにくいところですが、どのくらいの速度で物事を進めるとその人にとって心地いいか、ということです。

例えば、メールのやりとりをしたときに、本当に即時に返す人もいれば、2〜3日かけて返す人もいますよね。また、交際して結婚を考えるのにある人は3ヶ月〜4ヶ月くらいですが、別の人は1〜2年というタイムスパンで考える人もいるでしょう。もちろん、文字どおり歩く速さや車で出すスピードもあります。

このスピード感が異なると、なかなか、人間関係がうまくいきません。メール返信の例をとってみます。片方の人がパッパとメールを返す人で、もう片方の人は割とゆっくりとメールを返す人だったとする。後者の人がのんびりとメールを返してくるのを、前者は待ちきれずイライラする。後者の方はなぜ前者がイライラしているか理解できない。

こう言ったことがあらゆる局面で発生します。そうすると、やがて人間関係が破綻してしまう。関係が薄ければなんとかやり過ごせますが、ビジネスパートナー、とか、恋人のように関係が深くなった場合、スピード感のずれの影響は大きくなります。スピード感は、価値観や好みのように言語化できたりとかしない分、結構、厄介です。

人との関係を取り結ぶ際のスピード感、意外と見落としがちですが、大切なことです。

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