それでもぼくは積み続けることしかできない

最近、コロナにより、経済の冷え込みが激しくなっています。その中で、どうしても生活が困窮している人もいるようです。今回はそれについて思ったことをば。

今回であれば、コロナ、ということがクローズアップされますが、経済的困窮に陥るのはそれだけが原因ではありません。勤め先の倒産、自分の病気、親族の介護、交通事故、災害、犯罪にあうこと、自分の商売がうまくいかなくなる、等々の要因からなにか歯車が狂うとあっという間に経済的困窮に陥る危険性はあります。

人生とは、例えれば、地雷が埋まっている野原を歩いているようなものかもしれません。地雷を踏まなければ普通に生活を送っていたのにもかかわらず、ひとたび地雷を踏むとあっという間に転落してしまう。人生にはそんな怖さがあります。薄氷の上を歩いている、といってもいいでしょう。

なので、コロナ禍で経済的困窮している人を見ると他人事とは思えません。むしろ、たまたま、自分はそういうことに直面せず、普通に生活をできています。なにかのはずみで、そちら側に行ってしまうこともあり、やっぱり注意することは必要でしょう。

それにどう備えるか。すぐにどうこう、という解はないのですが、少しずつ備えていくことしかない、と思います。お金を貯める、知識を蓄える、経験を積む、人間関係を構築する、こういうライフラインを固めることによって少しずつ備えていく。半年程度、無収入でも生活できるくらいの蓄えを持っていれば、ある程度の打撃はしのげるのでは。

それと、会社員の方であれば、副業を持つ、という選択肢もあるでしょう。本業が行き詰ったときに、その他の道があるかどうかで、大分安心感が違います。本業で安定的に収入を獲得できていれば、副業ではそれほど収入がいらないので、副業活動にいそしめるのでは。

もちろん、備えてもダメな時もあるでしょうし、経済的に困窮してしまうこともあるでしょう。ですが、全く備えがないよりははるかにましな状況にあるはずです。ので、できる範囲でいいので、積上げていきたい。それと、自分でできる範囲で困窮している人たちに手を差し伸べたい。明日は我が身、ということもあるかもしれないので。

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