一人一人の影響は小さく思えるがそうではない

よく、環境問題や貧困問題など、大きな社会課題を解決するためには、政府のような大きな力が介在することが大切で、人一人の力ではできない、と言われることがあります。でも、必ずしもそうとは限らないのでは、、というのが今回のテーマです。

結局、人々の考えや行動の集積が政治を動かすのです。政治家は、選挙によって選ばれます。で、不人気だと選挙に落ちてしまいます。選挙に落ちてしまえば、それこそただの人となってしまうので、困っちゃいます。ですので、人々、特に、大衆がどう考え、どう動くのか、ということを注意して、時としてそれに阿るような決断や行動をするわけです。

わかりやすい例だと、シルバー民主主義ということがあります。若者は選挙にいかず、高齢の方が選挙に行く。とすれば、高齢の方が好むような政策を打ち出して、票を獲得する、ということもあります。あと、中国でさえ、民衆によるゼロコロナ反対運動があったので、政策を転換しましたよね。なので、民衆の動きは政治を動かすわけです。

つまり、政治が動けば、社会課題についても解決しやすくはなってくる。やっぱり、企業や家計、それにNPOとかだけだと無理なのです。

結局、民衆の動きを細分化したものが、個々の人、なのです。そして、個々の人が営為が小さくとも、それが集まれば大きな力になります。ドラゴンボールの元気玉のようなものですね。また、人の考えや行動に周りの人も影響されやすく、同じ考えの人が集まれば、そこには一定の影響力が生じます。ですので、人一人が何を考え、何を表明し、どんな行動をするか、、ということは、社会にとって影響を与えることになります。

そういうことなので、ぼくも微力ですが、自分にもできる範囲で、社会課題の解決に貢献したい。それは、自分のお金や時間の1%でも5%でも、そういったことに回したい、と思います。そうすることにより、少しでも社会をいい方向に向けれれば、と考えている次第です。

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