タイムマネジメントの要諦は、効率化する、任せる、やめる、ですが、その順序は?

一般的に、タイムマネジメントは結局、効率化するか、任せるか、やめるか、のどれかだ、、と言われることがあります。その場合は、順序をどうするか、、と言うことを考える必要があります。今回はそんなことをば。

その前に前提として、やることが多すぎて時間がない、ということにします。逆に、やることをしても時間が足りる、とか、余る、とかだと、タイムマネジメントの必要はないですからね。もちろん、長期的に時間のある時とないときのバランスもタイムマネジメントですが、今回はそれは割愛します。

一番先にすることは、やめること。具体的には、優先順位を鑑みて、何をやめるかを決めて、手を離すことです。結局、効率化も任せることも、時間がないとできない、のですよね。手元の業務を整理する、とか、効率化や任せるための時間を作る、という意味でも、やめる、ということがまず先に来ます。この場合、中断、つまり、一旦やめて再開する、ということあると思います。

その次が効率化です。やめて時間ができて一息ついた時、もしくは、忙しいのを一旦乗り切って時間ができた時、に考えるのが効率化です。効率化により、同じことを短い時間でできるようになれば、処理能力が上がります。そうすれば、業務を増やすことも、中断していた業務を再開することも可能です。

最後が任せる、ということです。任せるということは、効率化よりさらに時間がかかります。人選や教育、引き継ぎ、必要ですからね。あと、効率化していない段階で任せると、任せられた人の業務は非効率なままになってしまうので、効率化をしてから業務を任せたいところです。専門家に任せる、ということになっても、自分である程度でも業務に取り組んでいると、丸投げにならず、コントロールがしやすくなります。丸投げだと、時として業務品質や方向性が自分の期待より乖離してしまうこともあるので。

ということで、タイムマネジメントの順序としては、まずやめる、それから効率化、それが済んでから任せる、という流れになろうかと思います。

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