社長はスペシャリストよりむしろジェネラリストであるべき

自分自身、社長は、特に中小企業の社長はジェネラリスト的な要素が必要なのでは、、と考えています。その理由について少し考察をしてみます。

社長である、ということは経営全体、会社全体に気を配れなければなりません。具体的には戦略、営業、購買、人事管理、財務、と多方面に気を配らないといけないですよね。そこにはバランスが必要となってきます。創業当初はビジネスや営業優位でもいい、というか、そうならざるを得ないのですが、ある程度売上が伸びてきたら今度は管理面や資金面に目を加える必要が出てきます。

スペシャリストでなくていいのか?という問いはあるのですが、そもそも、多方面にわたってスペシャリストである、ということは不可能だと思います(余程の超人は別として)。また、他の役員や従業員、それに外部スタッフや専門家等にそれぞれのタスクを任せる、ということも可能です。社長はそういったスペシャリストを使えばよくて、自分自身がスペシャリストになる必要はないと思います。

とはいえ、社長は一定程度の知識やノウハウは必要です。でないと丸投げになってしまうのです。そうならないために、方向性を指し示したり、他の人がしている仕事の進捗管理や評価をきちんとするためには、ある程度の知識が必要となります。

ということで、社長はジェネラリストであるべき、ということは言えると思います。それはそれでなかなか大変ですが、頑張りたいものですね。

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