起業家になって面白いことでお金を稼ぐためのプロセス

せっかく、起業家になるのであれば面白くてお金になることをしたいものです。とはいえ、すぐにはそうなりません。やっぱりそこには一定のプロセスがあるようです。これは、かなり前の起業セミナーで聞いた話を元にしています。

ここでは、仕事を、面白い/面白くない、と、金になる/金にならない、の2軸で考えます。つまり、仕事を①面白くて金になる、②面白いけど金にならない、③面白くないけど金になる、④面白くなくて金にもならないの4つ。

当然、誰しもが①面白くて金になる、ことをしたいのです。とはいえ、一足とびにそこにいく、のは、やっぱり難しい。逆に、④面白くなくて金にもならない仕事はする必要がない、ので、最初は②か③でしょう。

とはいえ、起業したばかりは生活をしないといけない、ということで、③の面白くないけど金になる、から始めるわけです。そこで、生活を回し経済的基盤を作り、あとは人間関係を作り経験を貯めていきます。

そして、ある程度基盤ができてきてから、②の面白いけどお金にならない、ことをします。ここで大切なのは、③で経済的な基盤はや生活に必要なキャッシュフローは獲得できているので、そこでできた余裕で②をします。

そして、②が順調に進むと、徐々にマネタイズができるようになってきます。それが、①の面白くてお金になるになって来るわけです。そうすると、③をする必要がなくなるので、①に集中することができるようになります。そうなることが、起業家としての一つのゴールとなります。

これを書きながら思ったのが、副業も同じなのかなと。まずは会社員として頑張って安定的に給料がもらえるような立場になります。そこから、副業をして、それほど金にはならないのですが、まあ、やりがいはありますよね。副業が盛り上がってお金を稼げるようになれば、それを本業化させていくと。

これはあくまでも一つのモデルなので、必ずしもこれに限りません。最初から①のような仕事をできる場合もあるでしょう。ただし、起業したばかりであまり面白くない仕事をしなくてはならないとしても、それが全てではないので、ひとまず、粛々とそれを続けて、どこかで面白い仕事を見つけてそこにスライドしていく、ということがいいのではないでしょうか。

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