営業プロセスは魚釣りの如く

最近、営業について考えることが多いです。営業プロセスは魚釣りに似ているなー、と思います。今回はそんなことをば。

まず、魚を釣るときはどんな魚を釣るか決めますよね。ヤマメやイワナなど川魚を狙うか、鯛や鰤を狙うか、それとも五目釣りで絞らずに狙うのか。同じように、営業としても、まず、どんな層をターゲットとするのか、ということを決めます。合わせて、絞るか、それとも網を広げるか、ということも考えていきます。

次は、どこに釣りに行くか決めます。川魚なら、山奥とか清流の川ですし、鯛や鰤ならそれ相応の場所にいかないといけませんよね。五目釣りなら、まあ、近くの波止場でもいいかもしれないですし。それと同様に、営業を行うにあたっても、どこに営業に行くのか考える必要があります。それは、場所なのかもしれないし、コミュニティということもあるでしょうし、どこにでかけるか決める必要があります。

釣りに行く場所が決まったら、釣りの道具を準備します。釣り竿も場所や魚にあったものにする必要があるでしょう。また、針のサイズやルアーやえさの種類もきめないといけないですよね。あとは、場所に応じて服装も考えないといけない。渓流釣りなんかだと、長靴スーツみたいなものを着ますよね。営業もそれと同じで、どこに営業に行くか決まれば、それに合わせて、営業ツールを整備します。例えば、ホームページ、メルマガのようにウェブ系のツールもあるでしょう。また、会社案内やメニュー表、ということもあるかもしれません。セミナー開催も一つです。対象や場所が決まったら、その後でツールを整備していきます。

最後は実際に釣りに行くということです。釣り糸を垂らしてえいや。これが、釣りにおける最後の障壁となります。営業プロセスだと、商談やクロージングがこれに当たります。まさに、営業だと一番神経を使うプロセス、かつ、最後の一押しというところです。

釣りも営業も、それぞれに段階があり、それぞれに準備が必要です。きちんと準備して、是非、大魚を釣りあげたいところです。

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