「お手すきの時にでも」の罠


人から頼まれごとをするとき、よく、「お手すきのときにでも」といわれることがあります。こちら、真に受けてしまいがちですが、少し注意したほうがよさそうです。

人はストレートに物事を頼みにくいときに、少し婉曲した頼み方をします。この時に出てくるのが、「お手すきの時にでも。」「ヒマになったらやっておいて」という言葉。つまり、頼むほうが頼むことの正当性を感じていると、ストレートに物事を頼みます。でも、そうじゃない場合とかもあって、そういう場合はこんな感じの言い回しになります。

こうなると頼まれたほうはそのことを軽視しがちです。割と気楽に「いいすっよ。」とか答えがちです。ストレートに頼むと色々日程、負担、期日を確認したり調整したりしますが、「お手すきのときに」の場合はそこまでしなかったりします。そうして、日常業務に追われ続けるとつい放置してしまったりします。

頼んだほうはどうかというと、意外と覚えてたりします。やってくれなければ、「仕方ないかな~。」で済ませるか「あれ、どうなっている?」と聞くかどちらかですが、いずれにしろ、若干、頼んだ人に対する心象は悪くなっています。せっかちな人だと、「お手すきのときにでも。」と言っておきながら、次の日には「あれ、どうなった。」と聞いてくる人もいますし。

結局のところ、「お手すきのときでも。」とかいわれても、その言葉尻にだまされず、きちんと対応したほうがよいです。また、すぐにとりかかるのが難しい場合には、どのくらいに着手できそうか、無理そうな場合にははっきり無理という、というようにしたほういいでしょう。

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