海外の人と仕事をするに当たっては各国における長い連休はおさえておくようにしましょう

日本だと、大きな休みといえば、正月休み、夏休み、ゴールデンウィークがあります。海外にも同じように長い連休があります。そのため、海外の人と仕事をするにあたってはこういった長い休みは把握しておくようにしましょう。

はじめに

従前は、海外のオフィスに調査を依頼し、その結果をお客様に報告する、という仕事をしていたことがあります。自分たちは日本にいて、主に電子メールにより調査の依頼を行っていました。

そうすると、「明日からクリスマスなんで事務所全体が休みです。」みたいな返事が返ってきてフリーズすることが往往にしてあったものです。急に言われると辛いので、ある程度事前に把握しておきたいものです。

というわけで、今回は、世界の主要な行事を自分が分かる範囲で紹介します。

クリスマス

まずは、クリスマス。日本だと年越しと正月は休むということもあるので、クリスマスから休む、ということはないと思います。

ただ、キリスト教圏では、往々にしてクリスマスのときにがつんと休みます。国によりますが、ヨーロッパやアメリカだと12月中旬から休み始めるということになり、そのあたりに仕事を頼もうとすると、結構嫌な顔をされます。

ラマダン

クリスマスとくれば、ラマダン。

ラマダンというのは、イスラム教における断食月。まあ、ラマダンの期間は必ずしも休みではないものの、みなさんお腹が空かれているのか、反応は若干悪くなるような気がします。あと、ラマダン明けはおやすみになってしまいます。

感覚としては、日本の正月みたいなものですか。

で、ラマダンが厄介なのは、太陰暦で動いているので、年によってラマダンの時期が異なるということ。夏のときもあるし、冬のときもあるし、年によって違います。ちなみに、2018年は5月15日~6月14日までのようです。

春節

次は、中華圏。中華圏での大きな休みといえばやっぱり春節でしょう。

春節となれば中国を中心に1~2週間程度休みになってしまいます。旧正月、と言われることでわかるように、春節は中国にとっての正月で、多くの中国人が故郷に帰ります。ので、上海等の大都市は結構閑散とした感じになってしまいます。

この春節も年によって若干日が異なりますが、冬の時期が多いようです。ちなみに2018年は2月16日からです。

まとめ

大きな休みといえばこんな感じでしょうか。このほか、地域によっても色々とあるところでしょう。タイなんかだと、水かけ祭りのときは結構長い休みになるようです。

ここで大切なのは、少なくとも自分が付き合いがある国の休みというのはおさえておきたいところ。現地にいれば周囲の雰囲気で、大型連休が近づいていることがわかるのですが、日本国内にいるとそういうことはわかりません。ので、事前に調べてカレンダーに書いておいたりする、ということも時には必要でしょう。

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