今、流行りの東京は谷中の街を歩いてみよう(4)~谷中墓地からカヤバ珈琲まで

前回は、谷中銀座の中についてレポートしました。今回は、谷中墓地から一気にカヤバコーヒーまで抜けます。

まず、こちらは夕焼けだんだんをあがったところ。このあたりはよく行商の方が来て品物を並べています。一般に野菜が多いようです。今日はいよかんですね。ここを直進すると日暮里駅にでますが、その手前から谷中墓地に入ります。

さて、いよいよ谷中墓地へ。この界隈では、最も大きな墓地です。私も、以前、このあたりに住んでいた時には、よくここを通り抜けて通勤していたものです。ここでは、徳川慶喜公をはじめ数多くの有名人が眠っています。

ここをさらに行くと、谷中墓地の真ん中を通っている大通りにでます。この大通り、桜の季節はずらっと桜が咲くのでとてもきれいです。かつては、ここで花見の宴をする人が非常に多かったのですが、いつ頃からか宴会を開くのは禁止されました。個人的には、花は歩いてみる人間なので、宴会をしている人がいなくて落ち着いて桜が見られるので、こちらのほうが好きです。

谷中銀座を過ぎると、やはり下町な街並みが続きます。ここに見える蕎麦屋さんは、谷中七福神そば、というものを売っています。これはこのあたりの谷中七福神にちなんでいるのですね。ちなみに、谷中七福神といっても、北は田端の東覚寺から南は上野の弁財天まで広がっていて、谷中から若干飛び出しているようです。

ちなみにこのあたりには、寿老人がいらっしゃる長安寺が近いです。

ここは長安寺ではなく、常在寺、寺町といわれるだけあって、この辺は寺が多いです。寺や墓地が多いからこそ、このあたりは山の手の内側という好立地な割には開発が進まないのですね。まあ、そんな谷中は私は大好きなのですが。

この辺には、絵馬が売っているお店が見当たります。外から見るだけで、なかなか、カラフルで素敵ですね。

ここから、三崎坂の上側を通って、上野桜木のほうへ抜けていきます。ここはかなり以前からある愛玉子。オーギョーチーという、ゼリーを扱っています。甘すぎず、なかなか乙なものです。

そして、その近くにある渋いお店。確か、豆大福とあるので和菓子屋さんのようです。この通りはこんな感じの渋い店であふれています(大げさ?)

そして、スカイバスハウス。かつて、銭湯だった建物を展示スペースに改修したものです。色が白いだけに近未来的な銭湯、という感じです。

さらに、吉田屋酒店。かつての酒屋さんです。現在は、下町に関する資料館になっています。そんなに広くないので、散策のついでによってみるといいですよね。

さて、ここにあるのが、カヤバ珈琲。ここは、一説には大正5年からある、ということで非常に歴史あるCAFEです。やはり人気でいつとおっても、行列ができています。、、、というわけで、こちらにも立ち寄ったことはなかったとです。近所にある行列、あまり並ぶきにならないのですよねー。

ちなみにこの近くにかつて谷中ボッサというカフェがあり好評だったのですが、昨年後半に松本に移住してきて今は山辺ボッサという名前で開業しているようです。

ここをまっすぐ行くと、上野公園のほうにでますが、少し折れて根津方面へ下るようにします。

 

二重生活/松本