会計事務所に業務を依頼するタイミングとは?

個人で事業されている方は、確定申告という手続きをすることが必要です。これを自分でする場合と、会計事務所に依頼する場合の2通りの方法があるかと思います。その場合、どうするか、ということについて考えてみました。

確定申告ですが、従前と比べると比較的スムーズにできるようになっていると思います。確定申告用のソフトウェアが発達して、入力の手間が減った、ということもあります。それとともに、国税庁のホームページにある「確定申告書作成コーナー」も結構便利で、簡単に確定申告書を作成することができます。そういうわけで、結構、個人であってもさくりと確定申告をさくり、とできてしまう、そんな状況です。

他方で、会計事務所に頼む場合、はどんな場合でしょうか。まずは、事業規模が拡大してきたときがあります。事業が大きくなれば経理や申告に使える時間が少なくなります。それとともに、事業が大きくなればなるほど取引数が増えるので経理が大変になります。なので、規模の拡大とともに会計事務所に業務を頼む、というのが一般的になるでしょう。

もう少し具体的にいうと、消費税の課税事業者になりそうなとき、もうちょい具体的にいうと売上が1,000万円を超えたときですかね。消費税の申告は、結構難易度が高く個人だと難しいところがあります。もう一つは、個人から会社にしたとき。会社の場合も個人と比べると申告が大変なので、会計事務所に頼む一つのタイミングとなるでしょう。

というわけで、事業が立ち上がった時の様に規模が小さいと自分で確定申告をする、ということになるでしょう。規模が大きくなった際には、会計事務所に頼むという選択肢が出てくるかと思います。

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