一人でも楽しく生活をするために(1)~どうして一人でも楽しくしないといけなのですか?

一人で楽しく過ごせるか、これは、人生を楽しく過ごすにあたって必ず必要となる、技術です。人といないと寂しい、というのもわかります。人によっては、複数人で楽しめればひとりで楽しめてなくてもいいよ、という人もいますが、そんな人に向けて、一人で楽しむことの必要性を考えてみます。

誰でも一人になることはある

家族や友人と住んでいる人であっても、一人になること、ありますよね。もしくは、一緒にいるはずの家族や友人が引っ越しや独立等の理由で自分のもとから離れてしまう、ということもあるでしょう。もちろん、そんな長期的なことではなく、単に留守をする、ということで、やっぱり図らずとも一人になってしまう、ということもあります。

そんな時に、人がいないから寂しい、というのでは辛い。そういうときでも、楽しめるように、あらかじめ一人で楽しむ術というものは持っていたほうがいいでしょう。

二人以上で楽しむ基礎となる

一人で楽しめるものを持っているとそれを基礎に二人以上で楽しむことができます。例えば、外食。一人でいくつか行きつけをいくつか持っていると、友人と外食に行こう、となった時に案内できますよね。また、旅行でも一人で旅行することに慣れていれば、複数人を連れ出すことができます。自分が良く知ったところであれば案内もできるでしょう。料理も地道に一人で作っていることが多くても、たまには友人を家に招いて料理をふるまうことができます。

これらは、一人でしていること、を複数人で楽しむことに使っています。つまりは、一人で楽しむでいるとそのことが複数人でするための練習、となり、そこで得たものを複数人との付き合いの中で発揮すると楽しむことができます。

人に依存せずに済む

一人でいることを楽しめると、それほど他者に依存しない、つまりある程度、独立した生き方ができます。もちろん、社会的生物である人間が完全に他者に依存しないことは不可能でしょう。ですが、一人でいる時間そこを楽しんでいれば、その分は依存していない、となるでしょう。

もし、一人で楽しめなかったらどうするか。例えば、友人とかに電話したり、メールしたりします。もちろん、ある程度はその方も対応してくれるのですが、やっぱり、限度、というものがあります。特に、特定の人(恋人など)に依存してしまうような状況になると、依存の程度が激しくなりがちで、依存が原因で関係を壊す、ということがあります。

つまり、依存の程度を少なくすることにより、人との関係を適切に保つことができます。

まとめ

どんな人であっても一人になるということがあるので一人で楽しめることが必要です。また、一人で楽しむことができると、複数の人との関係をよくすることになります。僕の友人が言った言葉で、「一人で楽しむことができると、二人でも楽しむことができる。」とあります。その時は、失恋で嘆いた時期なので、この言葉に少し救われた、そんなように覚えています。

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