いいにくいことを言うための方法論

言いにくいこと、やっぱり、なかなか、言えないですよね。でも、言わないといけない。そんな時、どうすればいいか、考えてみました。

実は、一旦、文字に落としてみる、と言うことが有効です。文字に落とすことによって、言うことが明確になります。言わなきゃ、言わなきゃ、と頭の中でぐるぐると思念を回していると不安がよけども募ります。でも、一旦、文字にしてみると、言うべきことが明確になって、少し落ち着きます。

文字の落とし方は、それぞれです。例えば、メールの場合なら下書きにしておく、ということはあるでしょう。電話や打ち合わせの前には、手書きをしたり、ワード等で文章としてまとめておく、ということもあるかもしれません。

また、ミーティング等アポを設定してしまう、ということもいいかと思います。アポを取ってしまうと、もう話さないといけない、という状況になってしまいますよね。そうすると、強制力が働き、いいやすくなります。

もしくは、心の準備の時間を持つ。そうやって、シミュレーションしたりするのもいい。ただ、時間制限はつけたほうがいい。そうでないと、1時間くらい平気で悩んでしまうから。

あとは、誰かの言葉にする。「上司が言っていた」「妻が厳しくて、、」というと、自分が当事者ではないので、少し言いやすいです。だけど、これをやると、虎の威を借る狐となるので、できる限り使わず、切り札的に取っておくのがいいでしょう。

それと、言わずにおいたことのデメリットを認識する。いうべきことを言わない、というのは、心の中で思念がぐるぐるして、それが、精神的に少しずつダメージを与える可能性があります。そういったデメリットを整理すると、それなら言おうという意識づけになります。

ただ、ごく稀に、言わないでもいい、後に回してもいい、ということもあります。後に回すことにより、状況が変化したり、心境が変化して言いやすくなる、ということ、あります。または、そもそも、いう必要がなくなるということもあったりします。なので、焦って言わず様子を見る、ということもあります。ただ、これは先送りしてしまう要因にもなるので、これを採用するときはできる限り注意すべきです。

ということで、いいにくいこと、やっぱり言わないでおくと精神的に辛いものです。そんなこんなを考えると、言いにくいことでうまく言えるようになってください。

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