悪い客はいいお客さんを駆逐する

お客様は神様である、といわれます。ただ、それはいいお客さんは、ということが言えると思います。

飲み屋でからまれた経験から

私は、結構、一人で飲みに行くことがあります。そのさい、ごくまれ(1年に1~2回程度)にですが、酔っ払いみたいな人にからまれることがあります。そうした場合は、とっとと目の前の飲み物、食べ物を片づけて引き揚げてしまい、また出直すこととします。

たまには、そういうことがあっても仕方がないですね。ただ、からむ客が飲み屋に居座るようなことになれば、いいお客さんは離れていきます。いいお客さんであればあるほど、クレームとかはせずに、静かにいなくなります(いい常連であれば、からむ客を追い出してくれるかもしれませんが)。

どう対応すべきか

店側の対応としては、からむ人に対しては注意して、からまないようにする必要があります。それでも、からみ続ける場合には毅然とした態度で、場合によっては追い出す必要があります。そうしないと、いいお客さんはどんどん離れてしまいます。その人が常連なので、ということもあるかもしれませんが、からむ人が常連となっているのであれば、変な人たちの巣窟になってしまい、閉店は時間の問題です。

一般化すると

これは、飲食店だけの話ではありません。例えばB to Bのビジネスであったとしても、自社の方針にあてはまらず、しっくりこないお客さんもいます。そういうお客さんに力を注いでしまいうと、自社の方針にあったお客さんに対して手が回らなくなり、やがてはそのようなお客さんは離れてしまいます。そういう場合は、方針に合わないお客さんに対する手段を考える必要があります。

まとめ

お客さまは神様である、というのは概ねあてはまります。ただ、中には、これはちょっと、という方もいます。判断基準としては10社(10人)お客さんがいて、1社くらいであれば、自社にあっていない可能性があります。3~4社以上の場合は自分の方針のほうが誤っている可能性があるので、方針を顧みる必要があります。

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