長期と短期のバランスをどうとるか

人であれ、組織であれ長期と短期のバランスをとることは時として非常に難しいものです。そのため、このバランスをどうとるか考えてみました。

長期的な視点を大切にする

人や組織が成長していくためには、長期的な目標をかかげそれについて努力していくことが必要です。短期的なことにのみ注力すると、目の前のことに追われるだけで時が流れてしまい、気付いたらなにも残っていなかったということになってしまいます。どんなに忙しくてもある程度は長期的な視点にたった行動をすることが必要です。

一日の中から時間を天引きする

そうはいっても、短期的な視点にたった行動で終始してしまいがちです。そのための一つの方法として一日の中から時間を長期的視点にたった行動を天引きするということが考えられます。つまり、一日のうち1時間ないし2時間は長期的な目標等のために時間を割いてしまう、ということがあります。まあ、1時間が長ければ15分~30分でもいいでしょう。とにかく、毎日、いくらかは将来のために使うということです。

時間の流れの中で長期と短期のバランスをとる

そうはいっても、目の前の仕事に追われる、ということもあります。その場合、期間が限られているならば目の前のことに集中してもいいと思います。例えば、1~2週間程度忙しい時期が続くのであれば、その期間は目の前のことに専念する。もしくは、転職をした場合は1年程度はその仕事に埋没する。そして、ある程度慣れてきたら将来の目標を設定しそれに基づき行動を起こしていく。ことがあります。

長期を見据えた時間の使い方とは

長期的にどう目標を設定するかによります。それに応じて自分の行動を変えていきます。例えば、将来、留学したいというのであれば、英語等を勉強したり、留学に関する勉強をしたり、留学先の情報を収集するということがあるでしょう。

他方、特に目標が見えないという人でも長期的な視点を持つことは必要です。例えば、目標設定のために色々な人と会う、色々な場面に出ていく、等等です。目の前のことにのみとらわれると、長期的な目標は見えないことが多いので、意識的に目の前のこととは違うことをする必要があります。

まとめ

長期と短期のバランスをとることは難しいのですが、一定程度は長期を意識することが必要です。一番なことは長期と短期が一致している、ということがいいのですが、それは難しいですね。

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