消費税の仕組み

消費税率があがってから、2か月が経とうとしております。ここで、簡単に消費税の構造をおさらいしてみましょう。

消費税の納税の仕組み

消費税は納税事業者と呼ばれる人たちが納めます。具体的な要件は色々とあるのですが、ここではそれなりに大きな会社が消費税を納めると理解しておきましょう。納税事業者は受け取った消費税から支払った消費税を控除して税務署に納めます。例えば、納税事業者が100のものを仕入れて200で販売した場合には、消費税はそれぞれ8と16になります。この場合、納めるべき消費税は100となります。

消費税の負担者は

理論的には消費者となります。つまり、納税事業者は受け取った消費税の純額を納付するので、自分自身の懐からはお金を出しません。他方、消費者は200のものを買ったら、消費税を16支払わないといけないのでその分負担が発生しているといえます。

企業に与える影響は

理論的には納税事業者には影響を与えない、とのことですが、実際は商品の売れ行きが、消費税により落ちると、その分、利益が減ります。また、企業であっても、納税事業者ではない場合には、消費税を直接負担することになるため利益が減ります。

まとめ

というわけで、消費税が増えると、消費者/企業に悪影響を与えます。消費税は効率的に使ってほしいものです。
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【編集後記】
昨日から、パソコンの調子が悪く、なかなか、ブログがアップできません。困ったな~。
会計/税務/監査