リスク管理の縦方向と横方向を考えよう

リスク管理、大切です。一つの事案にかかるリスクを管理するに際しては、縦方向と横方向に考える必要があります。縦と横それぞれ、どんな内容なのか綴ってみます。

まず縦方向のリスク管理。これは一つのリスクに対してどの程度を管理するか、そのレベル感を決めること。人間のリスクに対する感覚はほうっておくと、「おれは大丈夫だろう。」という極度な楽観か、「こうなったらどうしよう。」と考え、極端に備えすぎること、の両極端にいきがちです。

それを、できる限り客観的・合理的に考え、必要な水準のリスク管理をすることが必要です。つまり、真ん中をとるっていうことですね。一つの方法としては、ガイドラインを作って、それに沿って行動する、というのがあります。

もう一つは、横方向のリスク管理。人間は、一つの事案に目をとられるとそのことに目を奪われるあまり、別の方向のリスクを見落としがちです。恋愛で例えると、告白して振られることを恐れるあまり慎重にアプローチしすぎて、気付くと他の人にもっていかれてしまった、、、みたいな。または、病気のことばかり気にしすぎて、交通事故にあっちゃったー、とか。なので、一つのことにとらわれすぎず、他のリスクに目を配ることや逆方向のリスクを引き落とさないことが大切でしょう。

ということで、リスク管理。縦と横のそれぞれに程よい水準で管理していくことが必要です。

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