このコロナ騒動から感じたこと191〜令和4年1月20日の頃

この文章は令和4年1月20日に書いています。もう、新型コロナ感染症が発見されてから、2年以上経ちました。2年前の今頃は、ちょうど、新型コロナの話が出てきたところで、日本ではまだ問題になっていなかったと思います。そこから、ずいぶん、世界の様子が変わってきてしまいました。今回は、最近のことなど。なお、統計資料はNHK特設サイトから拝借しています。

この頃の新型コロナ感染症増加傾向は激しいの一言です。令和4年1月19日時点の新規感染者数はなんと41,473人と、第5波のピークと考えられる令和3年8月20日の25,992人を凌駕しています。1月1日時点では、534人までだったので、かなり急激な増加となっております。ただ、今のところ重症者は少なく1月19日時点では281人となっています。

この原因は、世界中で猛威を奮っているオミクロン株です。これが、感染力が極めて高く、感染者が鰻登りになっている最大の原因のようです。ただ、幸いなことに、重症化リスクが低いようです。この重症化リスクの低さは、ウイルス特有の性質か、それともワクチンやデルタ株で形成された集団免疫かは定かではないようですが。また、ピークアウトするのも結構早いという話もあり、第6波は早く終わる、、という説もあります。

オミクロン株にはワクチンの有効性は低くなるようです。ただ、3回接種すると有効性が高くなるという研究結果があります。さらに、期間がたつとワクチンの有効性が減ってしまう。なので、日本国内では3回目接種の準備が急速に行われており、もう、医療従事者なんかは3回目接種を受けている人もいるようです。1月20日公表のデータだと、3回目接種者は1,780,539人となっております。

感染力の激しさが社会活動に大きなインパクトを与えています。感染者、濃厚接触者を含め、10日以上隔離されてしまいます。そのため、社会インフラを支えるべき人々が現場から減ってしまい、あらゆるところで人手不足がささやかれています。場合によっては、施設や事業場が閉鎖されてしまうので、それが社会活動の停滞に拍車をかけます。医療従事者の感染も深刻ですね。

社会的には、急速な感染拡大により、政府や地方自治体でも対策を進めています。まん延防止等重点措置が取られた地方自治体も13都府県とかなりの拡大の様相を見せています。それと共に、飲食店に対する営業規制が発出されており、その一方で協力金の給付という話になっています。

自分の身の回りでも、イベントがどんどんオンライン化したり、会食や飲み会が無くなったりもしています。ただ、それ以外では、あまり、浮き足立った感じは見れないですね。一つは、慣れた、ということが大きいと思います。あとは、オミクロン株自体の重症化リスクは低い、と言われていることもあるかもしれません。ぼく自身も、デルタ株が蔓延した時ほどの恐怖は感じていません。むしろ、コロナの感染や濃厚接触者となり隔離されることにより仕事に差し支えることの方が不安だったりもします。

そうそう、一昨年、去年と新型コロナ感染症の影響で、所得税等の確定申告期限が1ヶ月ほど、遅れました。不謹慎な言い方かもしれませんが、今年も申告期限の延長を期待している人も意外と多いんじゃないのかなと。今は、その兆しは見えませんが、この調子で感染者数が増えるとそれもあるかもしれませんね。

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