このコロナ騒動から感じたこと167〜オンライン考

この文章は令和3年8月26日に書いています。コロナ新規感染者数の増加は若干、止まったかなー、というところですが、やっぱり、まだまだ、増えてはいます。8月27日の緊急事態宣言対象都道府県は21都道府県、まん延防止等重点措置は12県と合わせて37都道府県です。これで収まればいいのですが。

ということで、今回は、オンラインについてです。コロナ、人との接点を避ける、という観点から、一気に広がりました。もちろん、コロナ以前にもzoomはあって、遠隔地でのやりとりはzoomで行っているということはありました。ですが、ここで一気にメジャーになりました。

とはいえ、全てが全てzoomに置き換わる、というわけではないです。そこには得手不得手というのもあるようで。

得手の方から。それは、知識を伝える、要件を伝える、ということでしょうか。音声、画像、両方共有できるので、この辺りは強いです。具体的には、セミナーや会議なんかはかなり有効です。特に、空間を選ばない、ので、行かなくても用がこなせてしまう、というのは強いですね。

一方、人間関係を育む、という点は少し落ちます。オンラインだと、要件は伝わるのですが、五感のうち、視覚と聴覚しか使わず、空気感や熱気、場の圧も伝わりにくいです。ので、食事会、飲み会、は弱いです。もちろん、恋人とのふれあいもなかなかうまくいきません。あと、新しく会う人とは、なかなか、人間関係を育みにくい、ということもあります。やっぱり、この時期だと、新しい人間関係ができてこないです。

一時期オンライン飲み会やイベントも流行ったのですが最近は下火なのもそういうところがあるでしょう。あと、オンライン帰省というのも厳しいようで、やっぱり、会いに行ってしまいますよね、、。もちろん、ブレイクアウトルームとかでうまく工夫すればできるはず。

とはいえ、人間関係を育む、といえば、久闊を叙するということはあります。普段会わない、とか、離れたところに住んでいる、という人と、「ちょっと、オンラインで話さない?」というと、「いいですね」となりやすい。今までは、オンラインで話す、という発想がなかったので、遠く離れた人とわざわざコミュニケーションを取ろう、、とはならなかったのですが、今だと、そういうふうにもなりやすい。

ということで、オンラインの特質を考えてみました。コロナ禍の元では、できる限りオンラインに寄せてリアルは減らしつつ、コロナごはオンラインとリアルのいいとこ取りをする、ということになりそうです。オンラインをうまく使って、少しでも自分の生活の質を上げていきたいものです。

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