このコロナ騒動で感じたこと94~怖いのは人の関係を断ち切ること

この文章は令和2年8月22日に書いています。新感染者等々は発生していますが、件数は減少傾向にあるようです。重症者数も少し増加がゆるんだかな、、。ですが、死者数は増えているのでまだまだ警戒が必要でしょう。

コロナは怖い。医学的な怖さもそうですが、経済的、社会的にも悪影響を及ぼしています。今回は社会的な側面に焦点を当ててみましょう。コロナによって人と人との関係が切れるということが社会的な悪影響でしょう。

まずは、人に会えない。会えば、感染する可能性がある、ということで、人と会いにくくなります。特に、仕事や学業より、プライベートや文化的側面から人に会えなくなります。電話やオンラインでつながれる、といっても、それが苦手な人、というのも一定数いるし、やっぱり、会って話をするのが一番、、なめんもありますよね。すると、つながりが徐々に薄くなり、世界が狭くなってしまう、ということがあります。

もう一つは、コロナに対する対策がひとによってまちまち。人によって、対策の深度、方向性が異なるので、これが人間関係に亀裂を入れさせる要因になります。例えば、軽く考える人と、重たくとらえるひとでは、当然、どちらかに合わせなくてはいけないのでぎくしゃくします。また、外は一律に危ない、ととらえている人と、対策のとりようだ、と考えている人でも対応が異なるでしょう。そして、考えが合わなければ、それがもとで人間関係が悪化する恐れがあります。

最後のポイントとしては、コロナは人間に内在する攻撃性を誘発する。おそらく、誰しも、身近で感染する、それも不注意的なことで感染した場合には、イラッというか、怒りに近い感情を覚えることがあります。それが嵩じると、コロナに感染した人をバッシングしたり、家に石を投げたりする、という攻撃的な行動につながります。攻撃的な感情を持つ、ということは、その分、人間関係の断絶につながります。

ということで、コロナがもたらす社会的影響について考察してみました。早く、終息し以前のように人間関係をはぐくめる世の中になるといいですね。

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