このコロナ騒動で感じたこと74~コロナウイルスは体だけではなく心も蝕む

この文章は令和2年7月5日に書いています。さてさて、新型コロナウイルス、東京での感染は拡大が止まらず、連日100人以上の人が感染しています。そして、ついに地方にまで感染が広がりつつある。今回は体だけでなく、心についても書いてみます。

新型コロナウイルスは体だけではなく心も蝕んでいます。むしろ、この世の中には体ではなく、心が蝕まれてしまったケースのほうが多いかもしれません。

まずは、不安。未知なる病、感染力が高く、時として重症化/死につながり、治療薬やワクチンはない、、と言われれば、誰しも不安になります。この不安からくるストレスは相当です。

よく、他の病気でも死ぬ人は死ぬし、交通事故でも多くの人が亡くなっている、なので、新型コロナウイルス感染症はそれほど、怖くないよ、という主張も聞いたことがあります。それは一理あるのですが、それを納得して受け止めれる人は多数派にはならないのでは。

もう一つは、我慢からくるストレスもあります。新型コロナウイルス感染症は自分がしたいことが制限されます。特に、会食が自由にできない、イベントが難しい、マスクや手指消毒をしないといけない、外を自由に出歩けない、という状況は辛いですよね。

その不安や我慢が攻撃性を引き出します。特に自分が我慢し行動を制御している時に、それをしていない人を見ると腹がたってしまい、時として攻撃的な言動をしてしまうこともあります。特に最近はSNSとかで気軽にコミュニケーションや情報発信ができてしまうのも背景としてあります。巷で話題になる、自粛警察やマスク警察とよばれる方々もこういう文脈から生まれてくるのでは、と思います。

新型コロナウイルス、むしろ体より心のほうが影響をうけてしまいます。できる限り、気分転換等して気持ちを明るく保ちたいものです。

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