このコロナ騒動で感じたこと㊷~緊急事態宣言延長に想うこと

この文章は令和2年5月1日に書いています。東京の新規感染者数は2ケタになったと思いきや、3ケタに戻ったりして若干落ち着いたものの不安定な状況です。ぼくが住む長野県は今のところ平穏ですが、不安はあります。

緊急事態宣言が5月6日に終わる予定となっています。が、それを延期、というのが大方の流れになっています。背景しては、東京の新規感染者は減ったといいつつもまだ二けた時として3ケタになっていること、医療リソースがひっ迫していること、東京以外でも感染者が増えているところがあるでしょう。おちついている地域でも、制限を緩めるとそこがひとが流れ感染が広まってしまう、という、日本特有の事情もあります。

やっぱり、ここから1か月で大切なことは、これで厳しい外出自粛は打ち切りにしたい。これ以上、この自粛が続くと経済的にも精神的にも疲弊しきっていしまいます。やはり、人間は人の間と書くように、人と接することにより、経済を膨らませ、社会を発達させ、楽しみを見つける、という性質があるから。なので、ここで終わるようぐっと忍耐をしたい。

そして大切なことは、まず、医療現場の立て直し、及び、増強が必要でしょう。現在は、新規感染者は増加はしているので、医療現場は大変なことになっています。感染者を抑えることにより、医療現場を回復させ、自粛を解除した時に備える、ということが大切です。

それとともに、ロードマップ。いきなり、ドーンとオープンにしたら、それこそ、感染拡大が戻ってしまいます。なので、徐々に開いていく必要はあると思うのですが、どういうプロセスでどこからオープンにしていくか、また、感染が拡大したらどうするか、ということを予め考えておくことが必要でしょう。

さらには、苦境に陥っている、企業や個人の救済。1か月続くとなると、その間、収入が無い人、というのも多々でてきてしまいます。国や地方自治体からの支援をといっても、財政にも限りがあるわけですし、そこのバランスを考えつつも、経済的な苦境に対して手を差し伸べる必要があります。

といったことをふまえ、自粛期間を乗り切り、そこからは徐々にオープンさせていけばいいのかな~、なんて、考えています。

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