このコロナ騒動から感じたこと106~勝って兜の尾をしめよ

この文章は令和2年9月17日に書いています。さて、以前よりは感染拡大のペースは落ちて、ぼくの住んでいる長野県はレベル1になりました。これから、経済活動の活発化に舵を切ることになりますが、そんな時だからこそ気を付けたいことがあります。

ここで、「終わった終わった大丈夫大丈夫」と気を抜きがちになってしまいます。が、それはまずい。ウイルスがなくなったわけではないから。結局、現在感染状態が落ち着いているのは、これまでの感染拡大防止への努力があった(お盆に帰らない、イベント中止や縮小、会食の自粛、夜の店の閉店)があったわけで、それが緩めばそのすきをついてきてしまいます。

現在、ある程度、コロナウイルスの概要が明らかになってきており、治療法も確立しつつもあります。とはいえ、感染力も高く、ワクチンもできていないので、なかなか、対処が難しい。また、後遺症の概要は明らかになっていないので、まだまだ、気を付けることが必要そうです。後遺症の調査は現在厚労省のほうでしているようなので、それが明らかになるまでは気が抜けないかなと。

これから、経済活動を起こすとなると、人の動きが活発になります。Go To Travel東京除外もはずれ、Go To Eatも始まる見込みです。こうやって、人の動きが活発化すれば、それに伴い、どうしてもウイルスの感染拡大につながってしまいます。

そもそも、経済活動の活性化と感染拡大防止は相矛盾する命題です。そのため、どちらもある程度達成できるように、ギリギリの間合い、最適化が必要になってきます。それを気を抜く、緩める、ということより、むしろ細心の注意を払わないと達成できない、ということになるはずです。

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