このコロナ騒動で感じたこと63~PCR検査にまつわるエトセトラ

この文章は令和2年6月9日に書いています。新しい生活様式に従って生活をするようになりました。でも、暑くなるとマスクをするのが辛いですね。もうすこし、マスクの着用基準が緩和されるといいのですが。

PCR検査、新型コロナウイルスに感染しているかどうかにかかる検査方法としては、今のところ最も信頼性がおける検査だとされています。その中でも、鼻の中に綿棒のようなものを突っ込んでそこから検体をとる、という方法がメジャーです。その他、抗体検査、抗原検査、あと、唾液によるPCR検査等々もありますが、今のところは鼻タイプのPCR検査がいいようです。

ただ、現状のPCR検査には色々と課題があります。まずは、必ずしも検査結果が全て正しい、ということはなく、時折誤る、ということがあります。ので、PCR検査で陰性だったからOK、、とは必ずしもならない、ということです。

あと、負担が大きいということもあります。ここでいう、負担は検査従事者に対するものと、検査そのもののプロセスの両方です。検査の過程で感染するリスクが高いので、そこに対しては慎重に対応しないといけない、というのは大変ですよね。検査のプロセスとして4~6時間くらいかかるので、これはこれで大変です。

なので、日本では新型コロナ感染症がでてきて、まもなくは、PCR検査を絞っていました。感染が発覚しても、対処療法しかないし、軽症ですんでしまう人も多いのがこの病気の特徴。全ての人がPCR検査や医療機関に殺到すれば、日本の医療は崩壊してしまう。なので、軽症者は家でおとなしくしていてください、ということになりました。

ただ、PCR検査を絞った時の問題は、全体像が把握できない。つまり、本来、検査を受ければ陽性と判定される人がいるのだが、検査されないことにより、新型コロナ感染症の感染者の状況が把握できていない、ということです。特に、諸外国は徹底的に検査をする、という政策をとる国が多く、そうすると日本だけPCR検査を絞っていることが批判されるようになります。

そのため、日本でもPCR検査をできる限り受けれるよう、方向転換をしているようです。外出自粛で新規患者も減ったこともあり、疑わしき人がPCR検査を受けやすくなっていると思います。できれば、もっと、手軽で信頼性の高い、試験方法ができてくれば、、と思っているところです。

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