このコロナ騒動から感じたこと145〜コロナ禍での確定申告の風景 会計事務所編

この文章は令和3年3月15日に書いています。新型コロナウイルスの新規感染者数は、下げ止まっている、といった状況になっています。足元長野県でも会食クラスターは発生しているようで、SNSでも飲み会や会食のネタが増えてきたので、そろそろ気が緩んできたのかな〜、と感じています。

令和1年に引き続き、令和2年の確定申告においても、申告期限が延期されました。緊急事態宣言が延期されたタイミングで、「確定申告会場は密じゃないか」とイウ意見が出され、申告期限延長、と相成りました。その時の風景なんかを。今回は、自分の身の回りのことを、世の中全般のことは別の機会に書いてみます。

さて、会計事務所である以上、確定申告期限は大きな意味を持ってきます。が、基本的には3月15日までに概ね終わらせるように業務をスケジュールしました。これはうちだけでなく、他の会計事務所さんも似たような状況だった様です。

その理由は、結局、4月からは3月決算の決算申告ということで、あまり、確定申告を長引かせるのもな〜、という状況があります。また、仕事のリズムとしても、この時期にガーッと集中して仕事を片付けたい、というのもあったかな。ズーっと4月15日期限なら仕事の進め方を変えるかもしれませんが、来年は元に戻ると、あまり仕事の流れを崩せない、というところはあるでしょう。

その一方で、3月15日が期限でない、ということによる気軽さ、というものもあります。同じように仕事をしていても、終わらなければ少し後でも大丈夫だ、と思うと追い込まれる気分はない。ので、精神的にはだいぶ楽ではあります。実際、今日時点で3月15日ですが、確定申告が未了な関与先も数件あります。

自分自身も少し気軽にしていました。4週間くらいは確定申告に没頭する期間があるのですが、その中で1週間に1回は早めに帰宅しました。また、相続の仕事も若干ではありますが、手をつけたりもします。さらに、普段はさらっと流してしまう様なことでも、ある程度時間をかけて、内容を検討したり、来年に備えてプロセスを検討したりしました。その結果、業務の理解や効率化が進んだので、来年の確定申告はもっとスピーディーにできるかと思います。

とりあえず、コロナ禍の確定申告の風景はこんな感じです。確定申告期限が延長されるのは、かなりレアな出来事なので、非日常を楽しめれば、なんて思います。

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