このコロナ騒動から感じたこと134~1月23日の状況

この文章は、令和3年1月23日に書いています。昨年末から新型コロナウイルス感染症が爆発的に増えています。少し、具体的に、ここ1か月の動きを俯瞰しています。ちなみに、数値データ等はNHKの特設サイトを参考にしています。

年明けからすごい勢いで新型ウイルス感染症の患者が増えていきます。年に入って今日までの最大感染者数は、1月8日の7,882人となっています。その後は少し落ち着き、1月22日の新規感染者数は、5,045人、若干落ち着きましたが、昨年12月31日の新規感染者数は 4,519人であることを考えると依然高い水準です。それに比例して重症者、死者も増加を続けています。

原因としては、寒さの他、年末年始の人の移動や会食が影響しているようです。帰省等々による移動の影響か、地方にも感染が漏れ出している状況です。感染経路は、会食、家庭、職場、それと病院や高齢者施設。どうしても、こういうところでの感染は防ぎにくい。

一番の問題点はなにか、というと、医療機関や保健所の負担の増加でしょう。自宅療養者も増えてきました。自宅療養中の死者もでてきました。トリアージの必要性がささやかれています。新型コロナウイルス感染症以外の病気等についても、手が回らなくなっています。特に、新型ウイルス感染症は医療的に取り扱いが難しく、医療資源を食ってしまいます。

政府も当初は経済重視でしたが、これが完全に裏目に出てしまったようです。なので、緊急事態宣言を出し、また、時短する飲食店には協力金を支給するなどの手を打ち、巻き返しを図ります。が、コロナ慣れしてしまったところもあり、第1回目の緊急事態宣言と比べると効果は薄れてしまいました。後は、日本の財政規律はやっぱり不安です。

裏目に出たことで、政府は滅多打ちに批判されています。特に、菅首相に対しては、ステーキ会食等もあるのと、言い間違いもあり、Yahooなんかを見ると結構悪く言われています。仕方がない面もあるのかな、、と思いつつ、少しかわいそうなきもします。

経済的に厳しいところは、飲食、観光、イベントでしょうか。ここはかなり厳しいようです。ただ、それ以外の産業については、少しずつ光が見えてきたかな、、と思います。

希望としては、やっぱり、ワクチン。欧米各国では接種が始まっています。ただ、それを見ると、物流から実際に接種に至るまでに相当の混乱があり、なかなか、思うように接種が進んでいないようです。日本では、2月中旬から接種が始まるとのことですが、やっぱり接種早々は混乱するんだろうなぁ。

ということが、1月下旬の状況です。なかなか厳しい状況が続きますが、おそらく、寒さやワクチンの状況を鑑みるに今が底な気もします。なんとかここを頑張って春には盛り返していきたい、そう思っています。

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