このコロナ騒動で感じたこと123~11月21日のこの頃

この文章は令和2年11月21日に書いています。11月に入ってから新型コロナの状況も風雲急を告げてきました。さて、詳細は本文にて

本日の新規感染者数は、なんと、2,586人、もう止まらない勢いです。足元の長野県でも長野市を中心に25人。11月1日は、全国で613人、長野県は2人と割と牧歌的な感じですが、ここ3週間でグーっとふえてしまいました。で、重症者数も全国で291人(20日時点)、11月1日が160にで一気に100人以上増えてしまいました(NHK特設サイトより)。

原因は色々なメディアでの話を総合すると複合的のようです。まずは、気候の状況。寒いとコロナが活性化する、とか、乾燥で飛沫が飛びやすくなる、ということがあるようです。あとは、対策の不徹底。寒いと換気がついおざなりになってしまう。あと、気が抜けているせいか、三密で会食してクラスター発生、という事例もあります。足元の長野県はまさにこの事例があてはまってしまったようで、とても残念です。あとは、Go Toの影響もやっぱりあるようです。これらの要因が組み合わさって第3波が到来したと。

どうしても、行政、特に政府の動きは後手後手です。経済活動を止めたくない、という意思が働くのはわかります。それとともに、いったん決めた政策を変更するのは、難しいというのもあるでしょう。根本的には、民主主義はパンデミックには弱い、というのはあるのかも。人権、経済、そして感染拡大、この微妙なバランスをとらないといけないから。どれも大切ですが、力点の置き方は人それぞれなので、対策が中途半端になりがち。むしろ、独裁政治のほうが感染症対策には適しているかも、とも思ったり。あ、そろそろ、Go Toも見直しがかかるようです。

逆にスピードが速いのは、人々の消費心理。これは、一気に冷え込みます。特に北海道では、観光、会食のキャンセルが相次いでいるようです。人間はいったん決めたことはしたい、という傾向があるので、予約が残っていればそれでも実施します。ですが、将来にわたり新たな予約を組む、ということはしないので、徐々に観光業や飲食業にはじわりじわりとダメージがいってしまいます。

結局、感染拡大が続けば、Go To だなんだといっても消費は振るわなくなります。ので、感染症対策に軸足を移すべきと個人的には思います。

パンデミックの冬、感染が拡大するのでは、と恐れていたのですが、それが現実化してきました。なんとか、このパンデミックの冬を乗り切りたい。多分、春の訪れが来る頃には、状況は今よりは確実によくなったいるはず。

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