無数のテクニックはシンプルな原理原則から生まれる

テクニック、もちろん大切です。ですが、テクニックを1個1個習得する前に、原則を習得してそこから導き出したほうがいいかな、と最近は考えています。

これを考える契機になったのは、メールの出し方について色々と考えさせられることがあったから。

メールを書くとき、というのは、日時を特定する、というのが一つのテクニックです。特に、明日、とか、来週とか、近い将来だと、書き手と読み手の時間軸がズレた時に行き違いが起こってしまう可能性があるから。なので、○月✖️日、とか、✖️月△日から始まる週、と書けば行き違いは起こりにくくなります。

ただ、こういうテクニックが生まれたのは、「できる限り行き違いをなくなるように完璧な文章を目指そう」という心がけが基礎になります。つまり、こういう心がけを持っていることにより、「明日」という文字を見た時に「果たしてこれで行き違いが生まれないと言えるのだろうか」という問いが生まれ、「日時を明確にする」というテクニックが生まれるわけです。その他、例えば、「できる限り端折らない」「正式名称を書く」ということもありますよね。

今回は心掛けですが、こういう行動のベースにある信念であり、考え方、を原理原則というわけです。こういったものを持っていれば、そこからいくつものテクニックを導くことができるでしょう。なので、原理原則はコツコツと集めるとそこからいくつもの派生するものを得ることができます。

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