自分自身はどういう怒れる人となるべきか?

怒りっぽい人、もしくは、怒りを抑える人、それぞれに対する付き合い方、を見てきました。そうしたば、自分自身はどういう人となるべきか考えてみました。

怒ってばかりいる人は嫌われる

怒ってばかりいる人、嫌われやすいです。おそらく、昔の方のほうが怒られることによる耐性があるので、怒る方はそれを想定して怒っているのかもしれません。若い人はどうしても、怒られることに慣れていないので、よけども辛く感じます。まあ、若くなくても怒られるのは嫌です。そうしていると、その人の周りからは人が離れることになるでしょう。もちろん、怒ることのマイナスを上回る人間的な魅力や社会的地位があれば、そうではないかもしれませんが。

というわけで、怒っている人にはならないほうがいいですね。

怒りを貯めると疲れる

今度は、怒りを表現しない、というのはどうでしょうか。確かに周りからは温厚な人、という、わりとプラスに見られることがあります。ただ、不満を解消する捌け口がないことが多く、自分の思うようにことが運ばないので、不満がたまってしまうことが多いです。一人で考え込むと、この怒りが心の中で回り、時として増幅してしまうこともあります。この状態が続くと精神的には結構しんどいです。また、怒りを爆発させてしまうと、人間関係が切れてしまう、のも寂しい話ですよね。

なので、怒りをため込むのもよくないです。

理想的には

怒りを怒りとして表現せず、不満を論理的に相手に伝える、というのが理想的とされます。「されます。」というのは、自分もこの域にはたどりつけていないから。怒らず、不満を伝えることにより、比較的相手の気持ちを害さず、また、自分の感情も解消されることが多い(相手も、不満が言われればそれに沿って動くため)ので、自分は楽になります。ここで、大切なのは伝え方を考えること。伝え方は相手との関係性によって左右されるので、それに合わせた伝え方になります。

これは、理想ですが、難しいと思うので、もう一つ。

怒りの捌け口を別に用意する

怒りをおさえる、ほうが、人間関係はうまく回ります。なので、おさえるを基調として人間関係を組み立てる。ただ、それだと、不満がたまるので、それを解消する手段を用意することですか。それは、趣味の世界でもいいですし、愚痴をこぼせる友人を用意する、紙に書く。このように、なにか怒りの捌け口を別に用意してそこに不満の感情を置いてくる。とはいえ、それを人に押し付けてしまうと、押し付けられたほうは辛いので、そうはならないように注意したいです。

まとめ

ある程度は怒りをおさえつつも、不満があればそれを柔らかく伝えてみたり、捌け口を別に用意したりしたりして、うまくバランスをとりたいものです。そうすると、人間関係をよくしつつも、自分の精神バランスを保てるでしょう。

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