コミュニケーションが苦手な人でも、なんとかコミュニケーションできるために

人とのコミュニケーション、苦手な人、多いと思います。実は、私もそれほど得意ではありません。そうやって、コミュニケーションが苦手な人がそれ以外でどう対応するか、考えてみました。

得意分野で勝負する

自分が得意とする領域で話をするとしましょう。例えば、自分の場合であれば、旅行、水泳、料理の話であれば、それなりに対応することができます。他方、流行りは得意ではないので、ファッション、ドラマ、時事情報の話をされてしまうとどうしようもありません。自分の知らないこと、得意でないこと、について、スラスラとコミュニケーションをするのはどんな人でも苦手かとです。とはいえ、自分の得意分野に話を持ってくるのもコミュニケーション能力だ、、とも言えるのですが。

なお、仕事の場合、新人の頃は業務の知識経験が足りないため、どうしてもそれついてのコミュニケーションが難しくなります。でも、大丈夫。その場合は、時が経過し業務に関する知識経験が増えれば、そのへんは補えるようになると思います。自分も、仕事をはじめたばかりの頃は、コミュニケーション能力が低い、という評価をされていたことが多いのですが、仕事に慣れるにしたがって、その評価は徐々に消えていったような気がします。

準備をきちんとする

コミュニケーションを適切に行うためには、ある程度の準備がかかせません。例えば、お客さんから電話がかかってきて、思っていない質問やクレームを受けてしどろもどろになったことはありませんか。この場合は、準備が足りないとどうしてもきちんと対応できなくなります。事前に、コミュニケーションがあることが想定される場合、準備しておきましょう。

具体的には、ミーティングであればシナリオをいくつか作って準備しておく、プレゼンであれば話す練習ですよね。個人的な会食であっても、もしその人がブログやfacebookで情報発信していたら事前に目を通しておく、といったことが考えられます。

まず聞くことから

自分がオープニングでスラスラ話はじめるよりはまず相手の言い分を聞くようにしましょう。先の例えのようにお客さんから電話があり思いもよらない展開になった場合、事前準備はできないですよね。その場合は、いきなり釈明とかせず、まずは落ち着いて相手の話を聞くところから始めましょう。聞いているとそのうち落ち着いてきてうまく対応できることもあるでしょう。また、どうしてもうまく対応できない場合には、「その件、こちらでも詳細を確認してから電話します。」として逃げる、ということもありです。

自分の得意とするコミュニケーションルートを持つ

自分がどのようなコミュニケーションルートが得意か、ということをふまえておくといいです。電話で話すのが得意なのか、メールでのコミュニケーションが得意なのか、会ったほうがいいのか。自分であれば、電話よりはメールのほうが得意だったりします。

そして、自分が得意なコミュニケーションルートを中心に使うようにしましょう。会社員だと難しいかもしれませんが、フリーで事業をされている人の中には極力電話は受けないようにしている、という人がいらっしゃいました。

とはいえ、事案や相手によってとるべきコミュニケーションルートが異なってくる場合もありますので、そこはうまくコミュニケーションルートを選ぶことが必要となります。

うまくいかなくてもあまり気に病まない

人とコミュニケーションをとる際には、どうしてもうまくいかない、ということはあります。2人で話していて沈黙が多くなった、パーティー等で話に乗れなかった、突如の質問でしどろもどろになってしまった、踏み込みすぎて相手を怒らせてしまった、等々色々とあります。そういった時、ついへこんでしまいますが、ある程度反省はする必要はありますが、それ以上に気にしないようにしましょう。うまくいかない、ことがあってもそれの繰り返しで、徐々にものごとはうまくいくものですから。

まとめ

コミュニ―ション、得意ではない人、結構、多いのではないでしょうか。そういった場合でも、得意な領域に持ち込む、事前準備、聞くこと、それと失敗を恐れないこと、等のいくかの方法を組み合わせて対応するようにしましょう。

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