英文を正確に分かりやすくする和訳ためのポイント

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英文を正確にわかりやすく翻訳する、最近は似たようなテーマでいくつか文章をしたためているので、今回は「書き方」の具体的なコツ、を記してみました。

1センテンスを短くする

翻訳する際には1センテンスを短くするようにしましょう。

英語は最初に主題が来て後ろから修飾するような形式になっています。具体的には主語述語と続き、その後、目的語や補語をとったり、否定語もVの付近に来ますよね。なので、長文でも前から意味がとれるようになっています。

他方、日本語は、最後まで文章を読まないと主題がつかめない。修飾語、補語は文章の途中にでてきて、述語、否定語は文章の終わりにでてきます。そのため、1文が長いと意味がなかなかつかめずイライラしたりします。それを防ぐために、訳文は短めにして、時としてコンマでつないでいる文章を訳す過程で分けてしまう、ということをすると読みやすい訳文になるでしょう。

原文を見せない場合は意訳に寄せる

翻訳する際に原文を提示する場合と提示しない場合があります。原文を提示しない場合は若干意訳に寄せてもいいのかなと。つまり、原文があると依頼者が原文と照らし合わせたりするということがあり、意訳をした場合、拒否反応を示すことがあります。ところが、原文を提示しない場合であれば、依頼者が原文と照らす、ということがなく、その代り訳文としての読みやすさ、わかりやすさのほうを気にするようになります。そのため、訳文の読みやすさを重視したほうがよりいいでしょう。

背景情報を収集する

翻訳をする際には、その背景となる情報をある程度集めておくといいでしょう。会計のことについて翻訳する場合は会計のことを、法律のことについて翻訳する場合には法律のことを、必要そうな関連のありそうなことを調べておいて理解しておく、そうすると翻訳がスムーズに進みます。これは、持っている情報が英文の意味や内容を教えてくれるからです。

それと関連して、そのテーマについて熟知している人が翻訳する、翻訳が無理だったとしてもレビューをする、とその人の持っている知識、情報に照らして訳文を見るので正確に翻訳できるようになります。

英文そのものの精度を配慮する

時には、英文そのものがわかりにくい、論理が破たんしている、ということもあります。また、文法が微妙だったりすると、そのこともスムーズな理解を妨げる可能性があります。そのため、英文そのものの精度も意識する必要があるでしょう。もし、英文そのものが精度が低い場合は、無理やり訳そうとせず、別の手段を考える必要があります。

場合によっては行間を読んだり、背景情報をあてはめたりして強引に訳すこともあるかもしれませんが、それだと少し怖い面があります。

まとめ

英文を正確にわかりやすくするためにいくつかのコツがあります。背景情報を収集する、ということ。原文を見せないならある程度意訳をする、文章はなるべく短くする。それとともに、英文そのものの精度が低いと、翻訳するのが辛いので、その場合は無理に翻訳はしないこともあります。

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