幸せを他者に依存してはならない

幸せであることは、ある意味、人間関係から生まれます。ですが、それにばかりに依存すると却って幸せは遠のくようです。今回はそんなことをば。

それはいつかは崩れるし、自分の思う通りにならないからです。

子供がいれば幸せ、恋人のためなら死ねる、この人は心の友で生きる活力を与えてくれる、というように感じることがあると思います。が、それはいつまでも続くものではないですよね。子供はいつかは親から離れるし親の思う通りには動くとは限りませんし、恋人だって心が変わることも仲が悪くなることもあるし夫婦になったとしてもいつかは死や病気が二人をわかちます。また、友人関係だって、壊れることもあるし、疎遠になってしまうこともあるでしょう。そこに依存してしまうと、どこかでその関係性が失われたり思う通りにいかないと、不幸を感じてしまいます。

どうするかというと、一番、ベストなのは自己完結できること。趣味でもいいし、仕事でもいいし、人助けでもいいのですが、自分がコントロールできることを幸せの主軸におく、という考え方です。

もう一つが、人間関係網を張り巡らせておくこと。一つの関係が壊れたりうまくいかなかったりしても、別の関係で幸せを保つことができます。なので、色々な人と関係をもち、少しずつ、そこから喜びをえる、ということも必要です。

もちろん、一つの関係性を大切にしてそこから最大限の幸せをえるということも必要なことですし、ある意味、それが人生の煌めきかと思います。ですが、そこだけに依存しすぎないように気をつけるということも同様に大切かとは思います。

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