自分の感情は素直に受け入れてみよう

感情の管理、というのは時として非常に難しいです。感情に振り回されるのはよくない、というのは、当たり前のことで、こちらは意識している人は多いでしょう。他方で、抑えすぎるのもよくないので、今回はそんなことをば。

時として人は感情をおさえてしまう、ということをしがちです。これは、自分が「こういう人間でありたい。」と思うのと、反対側の感情が沸き起こったときに、「いやいや、自分はそんな人間じゃないし、そんなことは感じない。」といって、自分の感情を否定してしまう、ということがあります。

例えば、ささいなことでも、つい、腹が立ってしまうとき。そういう時は、時として、「自分はそんな小さな人間じゃない。」と思って感情を抑えてしまう、なんてこともあるでしょう。

ですが、感情を抑えるとそれはそれでしんどい、ということがあります。一時的に抑えれたとしても、その感情が別の対象にむいてしまったり、なんとなくすっきりしない気持ちになってしまったり。

なので、感情が出たら、それが自分にとって都合の悪いものであっても、いったんは受け入れてみる、ということが必要なのでしょう。そういう、押し込めようとする感情を感じてみると少しほっとすることがありますよね。

もちろん、その感情を実際表現するかどうか、とか、感情に基づいて行動するかどうか、はまた別の話です。先の例でいえば、腹がたったという感情は受け止めつつ、表現はしない、ということもあると思います。

ここで言いたいのは、自分の心から湧いて出る感情については、それが都合が悪いものであっても、いったんは感じて受け止めてみる、ということになります。特に、「こうすべき。」というあるべき論が強い方は、それに引きずられ、感情を抑え込んでしまいがちなので気を付けてみてください。

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